交通事故による肩の痛み(肩関節捻挫)

文責:院長 柔道整復師 新美 徹

最終更新日:2022年09月30日

1 交通事故で肩を痛めてしまうケース

 交通事故によって、直接肩を打撲するケースのほか、強く手を付いて受け身をした場合や、肘・腕を打ち付けて肩が突き上げられるように捻ってしまった場合などに肩が痛くなることがよくあります。
 しかし、人によっては肩を痛めた意識がないのに痛みが生じる場合もあります。
 これは自動車の乗車中には必ず締めるシートベルトが原因ではないかと考えられます。

 もちろん、シートベルトは交通事故に遭ったときには命を守ってくれる大切な安全装備です。

 ただ、交通事故に遭うとそのシートベルトが身体を飛ばすのを防いでくれる反面、衝撃でロックされることによって首や肩が強く振られ捻挫してしまうことがあります。

 これらのことが原因で関節の周りの靭帯などの組織や筋肉に傷がつき痛めてしまうと考えられます。

2 交通事故に遭った際の肩の痛みの症状

 腫れぼったい感じで押さえて痛い箇所は「圧痛」といいます。
 筋肉組織などが損傷している所で、わかりやすいのですが、損傷度合いによって痛み方は異なり、一概には言えません。

 肩に生じる痛みについては、

・肩こりのような重量感が出る

・関節部に違和感が出る

・肩を挙げるなど動かしたときに痛みを感じる

などのほか、腱板(けんばん)という肩の関節のブレーキの役割をする筋肉が強く損傷するなど、ひどい症状のときには安静にしていてもジンジンとうずく痛みが出ることもあります。

 また、肩だけではなく腕全体に痛みやしびれが出る場合もあります。

3 交通事故で肩が痛いときの接骨院での施術方法

 ケガをされた場所や損傷度合いによって異なりますが、強く損傷していて痛みが強い場合にはアイシングをするなど冷やしつつ炎症を拡散させる処置を行い、時には肩を三角巾で固定するなど安静に保てる状態にする施術を行います。
 炎症期が過ぎたら、ソフトな刺激の機器や繊細な手技法で修復を促すように施術していきます。
 炎症状態が落ち着いてきた段階で、肩の筋肉が固まって痛みが続いているような場合には、筋肉をほぐし血行を良くする施術を行います。

 肩の関節の動きが悪ければストレッチや関節機能矯正などで可動性を上げる施術などをして改善を促していきます。

 このように、状況に応じた方法で施術を行い、肩の痛みの改善を目指します。

 当院は交通事故によるケガの施術に力を入れており、肩の痛みにもしっかり対応させていただきます。

 事故後の肩の痛みや違和感にお悩みで接骨院をお探しの方は、どうぞ当院にご相談ください。

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