交通事故で同乗者がいた場合

　家族や友人と車に乗っていたときに交通事故に遭い、運転手だけでなく同乗者もケガをしてしまうことがあります。

　同乗者が交通事故でケガをして接骨院に通院する際、費用は誰が支払うことになるのか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

　同乗者の施術費用を誰が負担するのかについては、双方の過失によって変わってきます。

　自分たちに過失が全くない場合は、加害者側が費用を負担することになります。

　もし加害者が自賠責保険にも任意保険にも加入しておらず、支払いができないという場合は、運転手が加入している人身傷害保険等を使うということも考えられます。

　反対にこちら側のみに過失がある場合は、運転手が同乗者の施術費用を負担することになります。

　なお、自損事故の場合、運転手本人は自賠責保険の対象外となりますが、同乗者の方は運転手が加入している自賠責保険を利用することが可能です。

　どちらにも過失があるという場合は、相手方と運転手のどちらも同乗者に対して賠償責任があるということになり、どちらにも請求することができます。

　基本的に、同乗者の方本人が費用を負担するわけではありませんので、安心して通院していただけます。

　車を運転している方は、強制保険である自賠責保険に加え、任意保険にも加入している方も多いかと思います。

　人身傷害保険や搭乗者傷害保険、対人賠償保険などは同乗者にも適用可能でこれらの保険が利用されることも多いです。

　しかし、その中で対人賠償保険は、家族に対して適用されないということに注意が必要です。

　家族が施術費用を負担するという場合は、加入している保険について事前に確認しておくことをおすすめします。

　交通事故でケガをするのは運転手も同乗者も同様ですので、早い段階でしっかり施術を受けていただくことが大切です。

　当院は交通事故のケガの改善を目指した施術に自信があります。

　同乗者の方がケガをした場合も当院にご相談ください。

　施術費用や通院に関してご不明点等がありましたら、お気軽にお尋ねください。